うつ病の症状

 うつ病としてすぐに思い浮かぶのは、常に憂鬱な気分が続く抑うつ状態という症状だと思います。
 しかしこの他にも、今まで何事もなく行っていた趣味などに対する興味や喜びが喪失するという事もありますし、食欲の減退や不眠症といった睡眠障害が起こる事も。そして一番怖いのが、自責の念などによる自殺念慮が起こる事だといいます。
 では、そういったうつ病の症状にいち早く気付く為には、一体どうすればいいのでしょうか?

 まずは初期症状に気付く事が大事。分かりやすいのは、摂食障害だといいます。
 摂食障害というのは、過度なダイエット意識などによる“神経性無食欲症(拒食症)”と、食べるのが止められないという“神経性大食症(過食症)”というのがあるというのですが、うつ病などの初期症状として、それまでの体重よりも標準値を15%以下まで下回った場合や、1ヶ月で5%以上の体重減少が見られるのなのだとか。
 この症状は、ダイエット意識の高い10~20代の女性に多く見られ、そして最近には美意識の高くなった男性も多いのだといいます。
 ストレス発散!といって暴飲暴食をする方もいますが、これも簡単にいえばうつ病の症状であるといえるでしょう。
 次に分かりやすいのは、気持ちの浮き沈み。
 気分が晴れず、だるいといった抑うつ状態や倦怠感も多く、忘れたいという思いの強さからか痴呆などの症状が表れやすくなるのだといいます。ここ最近「あれ、何しようと思ったんだっけ?」なんて思い始めたり、考えがまとまりにくなったなどの症状が出たら怪しいかもしれませんね。

 こういったようにうつ病の症状が表れている人は非常に多いそうで、有病率は人口の約5%だといわれています。
 しかし、その中から受診する人というのはとても少なく、その症状がうつ病であるという事を認めたくないという人が非常に多いといえるそうです。
 こういった理由の1つとして考えられるのは、やはりその原因としても挙げられる真面目な性格からだといえるようです。
 真面目さゆえに、原因は全て自分の精神的な弱さだと考えて、病院に通うどころか周囲の助けを受けようとしないという考えを持っていたり、仕事を休んでみんなに迷惑をかけてまで受診したら申し訳ないといった自責の念が生まれてしまうからなんですね。
 そしてもう1つは、やはり取り扱う精神科という科への偏見的な目だといえるようです。
 精神科と聞くと、どうしても心を病んでいる人が行くところ、変わった人が集まる科というイメージがある事から、「ここに行ってしまったら自分は普通じゃない」という考えを持ってしまいがちになるようですね。

 しかし、うつ病の症状というのは一概にこれとはいえません。そういった事からも、きちんと受診し、自分の身体と心にどういった問題が起きているのかを自覚する事が大事であるといえるでしょう。

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